

【導入事例】ニッセイアセットマネジメント株式会社「サステナビリティレポート2025」
当社は、2025年8月にニッセイアセットマネジメント株式会社様が発行した「サステナビリティレポート2025」の作成にあたり、LEAPアプローチに基づく分析をご支援しました。
本プロジェクトでは、自然資本への主要な接点であるコモディティ調達に着目し、地域ごとの依存・影響をグリッド単位で特定しました。さらに、産業連関表を活用して、各産業のバリューチェーン全体における自然への依存と影響を積算。これにより、「どの産業が」「どの地域で」「どのように」自然と関わっているかを可視化しました。
加えて、脆弱性や自然破壊の進行度といった地域固有の自然資本の状況を重ね合わせることで、産業活動が及ぼし得る影響の大きさを定量化し、潜在的なビジネスリスクの抽出を可能としました。こうした分析により、産業特有の自然課題を高解像度で洗い出し、個別企業が直面する具体的なリスクに迫ることができます。
このフレームワークにより、ポートフォリオの持続的なパフォーマンス向上や自然関連リスクの回避に向けて、「どの企業と」「どのようなアジェンダで」対話すべきかを戦略的に特定することが可能となります。
機関投資家にとって、ポートフォリオの安定的かつ効率的なリターンの実現のためには、運用ポートフォリオの「採点」にとどまらず、実効性のあるエンゲージメントの積み重ねが鍵となります。今回の取り組みは、TNFDの指針を踏まえたトップダウン型の課題抽出を支援する新たなアプローチであり、今後ますます重要性を増す自然関連リスクへの機関投資家の規制対応を強力に後押しするものです。
詳細は、ニッセイアセットマネジメント株式会社様の下記リンク先のサイトをご確認ください。
https://www.nam.co.jp/sustainability/reports/index.html
https://www.nam.co.jp/sustainability/reports/pdf/2501.pdf
なお、以上のフレームワークの詳細に関しては、以下のシンポジウムで解説されます。
https://think-nature.jp/blog/20250919event/