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コラム
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シカ個体群の重点管理地域の特定:国家戦略と地域戦略の観点から考える
Photo by sk21420416 シカ個体群管理の問題 シカ個体数の増加は、日本の陸上生態系に深刻な影響を与えています。シカによる食害は、各地の植物多様性…
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里山が消える: 高齢化・人口減少による土地利用変化と生物多様性の保全
日本の人口減少を地図化 日本は、今後、人口が減少し、2050年を過ぎる頃には、一億人を下回ることが推計されています。人口動態の予測は精度が高いので、これから数十…
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生物多様性ビッグデータ④:海洋保護区でサンゴ礁を保全する際の問題点
サンゴ礁の地図化 海洋保護区(MPA: marine protected areas)の空間配置をデザインする場合、海域の生物多様性の評価が最初のステップになり…
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日本の魚類多様性を魚釣り情報で地図化する(アングラーズサイエンスの可能性)
日本は海洋生物多様性ホットスポット 日本の領海は海洋生物多様性のホットスポットとして知られています。 https://journals.plos.org/plo…
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外来種管理の国家戦略と地域戦略をビッグデータで立案する
外来種の問題 外来種は、日本在来の生物多様性や生態系に影響を与える脅威(生態学的リスク)なので、外来種の侵入や分布拡大を適切に管理することは、保全計画の重要課題…
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気候変動適応を自然史ビッグデータで検討する
日本の気候変動を地図化する 日本の生物多様性の持続的な保全・利用を考える場合、気候変動の影響を予測することが不可欠です。 下の地図に示した、日本の過去数十年(1…
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生物多様性地域戦略のレビュー:ビッグデータで保全計画を実装する
生物多様性地域戦略とは何か? COP10で設定された愛知目標では、生物多様性保全の実効力を強化するための戦略計画を掲げています。日本でも国家戦略が策定され、地方…
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イリオモテヤマネコ:その偶然と必然
西表島は、ネコ科の動物が生息する島として、世界で最小の島です。以下のグラフに示したように、ネコ科の種のほとんどは、大陸に分布しています。グラフの横軸はネコ科の各…
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生物多様性ビッグデータ②:情報整備の持続不可能性?
前の記事(生物多様性ビッグデータの危機?)で、日本の生物種の分布記録の年代別の集積状況を示しました。以下、同じのグラフの再掲です。最近(2013年まで)の生物分…