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ブルーカーボンのポテンシャルマップ

日本の沿岸海域には、海藻や海草が優占する藻場生態系が分布しています。藻場生態系は、二酸化炭素を取り込んで炭素を固定する機能を持つため、ブルーカーボンと呼ばれ、カーボン・オフセットの観点から注目されています。

このような背景から、私たちは、日本の沿岸域の藻場生態系の分布を地図化し、ブルーカーボンの ポテンシャルを評価しています。

以下の地図は、日本沿岸海域における藻場の面積を見える化した結果です。赤色・黄色のエリアが藻場の面積が大きい海域、すなわち、ブルーカーボン機能が卓越した里海を示しています。ブルーカーボンは 海底地形や堆積物、波当たりの影響を強く受けるので、そのポテンシャルは海域間で異なることもわかります。

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このような藻場分布のデータを人工衛星の波長データと統合して、藻場の分布や生物多様性を高解像度(20m分解能)で可視化することも進めています。

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藻場生態系の空間分布、藻場生態系が支える生物多様性を高解像度で見える化することで、カーボンオフセット事業の科学的評価枠組みに貢献したいと、私たちは考えています。

https://note.com/embed/notes/n35cde068518c

https://think-nature.jp/