

20250324ウェビナー開催_気候変動下での持続可能な必須原料の調達に向けて – 熱帯コモディティにフォーカスして
—ウェビナータイトル—
気候変動下での持続可能な必須原料の調達に向けて – 熱帯コモディティにフォーカスして
—概要—
私たちの豊かな生活を支える多くの食品や日用品は、パーム、コーヒー、カカオといった熱帯の農作物に大きく依存しています。
こうした作物の生産地域は気候変動の影響を受けやすいため、これまでのような調達ができなくなるリスクがあります。さらに、栽培適地の変化は新たな農地開発を誘発し、生物多様性へのインパクトを拡大させることで、熱帯コモディティを扱う企業の評判リスクにつながります。
一方で、これまでの分析により、生物多様性へのインパクトを緩和する栽培方法が、調達の持続可能性を高めうることも、明らかになりつつあります。
シンクネイチャーでは、気候変動を含む自然資本関連ビッグデータを用いた分析により、こうした熱帯コモディティに関するリスクと機会を、国や州といったエリアごとに、定量的に評価しています。さらに、シナリオ分析による栽培適地の変化や収量の変動などの将来的な予測を行うことで、企業の持続可能な調達をご支援しています。
本ウェビナーでは、実際に我々が分析を行った結果もお見せしながら、コモディティの持続可能な調達に向けた現状評価や将来予測方法について解説をいたします。
—こんな方にお勧め—
- 食品、飲食、商社、大手小売、化粧品業界の皆様
- 気候変動に伴う現在の調達地域の収量変化や、栽培適地の変化にご懸念をお持ちの皆様
- 特に、コーヒー豆、カカオ、パーム油、オリーブ油をはじめとする熱帯コモディティの調達に関与されている企業の皆様
- TNFDへの対応を進められている企業の皆様
—ウェビナー情報—
開催日時:2025年3月24日(月)14:00-15:00
開催場所:オンライン(Zoom) 先着500名
※本ページ下部のフォームより応募後、Zoom登録のURLをご案内いたします。事前にZoomから参加のご登録をお願いします。
参加費:無料
—プログラム—
- はじめに
- 主な熱帯農作物の紹介と、それらが気候を含む自然資本に大きく影響・依存して生産されていること
- 気候と自然を一緒に考えていくことの大切さ
- 気候変動や生物多様性の変化による栽培適地の変化
- シンク・ネイチャーにおける農作物コモディティの分析・評価の流れのご紹介
- まとめ、Q&A
※タイムスケジュールは目安となります。状況によって予告なく時間配分・内容が変更になる可能性もございます。
※当日は撮影(動画・スクリーンショット)を実施する場合がございます。撮影をした映像、画像はシンク・ネイチャーの各種コンテンツに使用させていただく場合がございます。
—登壇者プロフィール—

代表取締役CEO 久保田 康裕
北海道大学農学部卒業、帯広畜産大学大学院修士課程修了、東京都立大学理学部大学院博士課程修了 博士(理学)。専門は生態学。世界中の森を巡るフィールドワークと、ビッグデータやAIを活用したデータサイエンスによって、生物多様性の保全科学を推進する。研究チームでスタートアップ「株式会社シンク・ネイチャー」を起業し、生物多様性市場を創出することに挑戦している。

取締役・市場開拓推進室 室長 五十里 翔吾
大阪大学基礎工学研究科博士前期課程終了、修士(工学)。2022年より琉球大学理工学研究科博士課程所属(久保田研究室)。ロボット工学、ヒューマンコンピュータインタラクションを専門としていたが、生物多様性に関心を持ち博士過程より分野変更。

ソリューション営業部長 渡邉 謙二
横浜国立大学教育人間科学部卒業、横浜国立大学環境情報学府修士課程修了、千葉大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。専門は生態学。株式会社ブレインパッドの元シニアリードデータサイエンティスト(一時、株式会社Qubitalデータサイエンスに出向)。分析官として企業のSNS分析、広告最適、CRM分析といった取り組みから、PMとしてデータ基盤構築、係数管理(KPI策定)、分析組織立ち上げ支援など業務改善に取り組んだ経験を持つ。